ダイエット5日目 サウナって気持ちいいだけじゃない

ダイエット日記

ダイエット5日目です。

少し寝すぎてしまいました。

身体がダルイし、寝すぎるとモチベーションがやる気なくなります

睡眠はほどほどがいいですね

さて、今日は1日空いているのでサウナに行こうと考えています

サウナは実は趣味に近いです。

昔は2日に1回近くのサウナにいそしんで通ってました

その頃も実は体重を減らす努力をしてました

当時はライザップがテレビでCMを打ち出し、1か月10㎏のダイエットに成功!

といった売り文句があったので、薬剤師としてライザップに勝つことができるのではないか

という仮説がありました ※少し強気でしたね

さらに、煽ってくれる後輩君もいて、「3か月で85㎏をきったら好きなだけ焼肉おごりますよ」

とか言われて調子に乗りました

当時の私の体重は106㎏でした

そこからダイエットを決意頑張った結果、見事85㎏をきることができました。

焼肉はおごってもらってませんがね

そこから、理由があり体重を93㎏くらいまでもとに戻し生活をしていたわけです。

ここで役立ったダイエット法は主に3っ

トレーニング、断食、サウナ

この3っには当時の私は助けられました。

そこで、今回は歴代最高体重をたたき出した現在の私ですが、

当時、20代半ばで代謝量も今よりある状態だった私ですが、

サウナに助けてもらおうと思います

改めて、サウナの効果を再認識しながら、新しいサウナの知識をもとに実行していこうと思います。

サウナって素晴らしい効果がいろいろ

サウナには実はダイエット効果というものはほとんどありません

以前、妻とサウナに行ったことがあるのですが、その時の会話はこうです

俺:「サウナ気持ちよかったね~」

妻:「ねえ、聞いてよ~サウナに入ったら600gも体重が減ったの~」

俺:「ん?よかったね~、のど乾いたでしょ、ほら飲み物だよ」

妻:「ありがとー、ごくごく」

俺:「これで300gくらいは戻ったね」

妻:「・・・」

つまりこういうことです。

サウナで痩せたと感じることはあるのかもしれませんが、それはただの脱水症状です。

しっかり、入る前出た後に水分をとる必要があります。

では、なぜサウナに入るのでしょうか

ここから先はサウナの6っメリットを紹介します

1,代謝活性効果

先ほどの会話では直接的なダイエット効果はないと記載しましたが、代謝には良い効果があるようです。

これは、日本サウナ・スパ協会(東京)技術顧問の中山氏によると「血管をポンプのように緩めたり締めたりすると、新陳代謝が活発になる」と読売新聞で発言しています。

つまり、血流が改善することにより新陳代謝が活性化して普段から汗をかきやすくなったり、身体を温める機能が改善したりすると考えられます。

さらに血流が改善すると身体に溜まった老廃物をながしてくれることも考えられるので、脳に溜まった老廃物や筋肉に溜まった老廃物を流すことができると思いますし、冷え性などの末梢血流も改善すると考えられます。

2,病気のリスクが下がる

アルツハイマー型認知症や心筋梗塞、うつ病のリスクが下がるという研究データがあります。

ただし、私の読んだ論文は東フィンランド大学のものですが、週4回のサウナに入る人たちと週1回のサウナに入る人たちを比較したところ

アルツハイマー型認知症は35%、心筋梗塞は52%減ったよというものになります。

さらに、週1回のサウナに入る人たちと週4~7回のサウナに入る人たちと比較したところ

うつ病は78%減ったよというデータを見たことがあります。

週4回以上のサウナは経済的にも、時間的にも厳しいものがありますが、サウナは病気リスクを下げることは科学的に認められています

3,脳にも良い影響

近年ブームになっているサウナですが、サウナ―用語では「ととのう」という言葉がはやっています。

熱いサウナから水風呂に入ったときに頭がぼーっとすることを言うようですが

これは脳にも影響があると思い調べてきました

これはデフォルトモードネットワークという、考えている脳と何も考えていない脳を比較した時に何も考えていないときの方がエネルギー消費量が増えるというものがあります

さらに、1日において脳が何も考えていない時間の方が70%近くエネルギーを消費しているようです

これは起床後4時間が脳が元気に働く時間が最高値になり、それからは下がっていくのですが、ぼーっとして仕事をしていたり、何かふわっと考え事をしていることがあるのですが

その間にエネルギーは消費しているです。

ここでサウナに入ることにより、強制的に考えることをシャットダウンすることにより脳の疲れが改善することができると言われています

心は心臓にあるわけではなく、脳にあるのですが

脳の信号は電気信号で行えています。

その電気信号により、集中力が増したり、リラックス効果があるのですが

サウナに入ることにより、脳波はどう変化するかと北海道の大学で「MEG」と呼ばれる精密な脳波計を使って調べたところ

α波が8~13ヘルツに増加、β波が14~30ヘルツに増加、δ波が低下、自律神経の正常化

がわかったようです。

それぞれの効果は・・・

α波はリラックス効果に影響がある電気信号で、不思議なことにサウナによりα波が整ってリラックス工があったようです

β波は感覚に影響のある電気信号ですが、それも増加したため上の実験で増加したということがあったため、アイデアを出しやすくすることが可能になると考えられます。

δ波は人間の意識が低下した時に出るものですが、これがδ波が出えるのが下がったということは集中力が増加するということです

自律神経は起きている時の交感神経と寝ている時の副交感神経のことですが、自律神経が活性化すると内臓機能が正常化や起床と睡眠のバランスを整えることが言えますが、

サウナで、「サウナから冷水からサウナ・・(温冷交代浴といいます)」ということをやることによって、体にちょうどいい刺激をあたえることにより、身体は自律神経を正常化して守ろうとする力があるのですが、サウナはそれを効果的に行うことができます

4,睡眠の質がアップ

サウナに入ることによって、75%の人が睡眠の質が改善したという研究データがあるのです。

これはDPG(深部体温と末梢体温の差)によって説明ができます。

DPGが少なくなると、眠くなるのですが

サウナでも言えます。

サウナに入ることにより、深部体温の低下が起こり、抹消体温が上昇、さらに自律神経の正常化により副交感神経の活性がしやすくなります

これによって、睡眠の質が改善すると言われています。

さらに睡眠の質が向上すれば、日中の活動時間の眠気は感じにくくなります。

5,日中の眠気が減り、免疫増強や血糖値の上昇を抑えるかも

ヒートショックプロテインと呼ばれる熱を感じると元気に動くたんぱく質が身体にあるのですが、このたんぱく質は老廃物をなくしたり、傷ついた身体の組織を回復したりするのですが

サウナに入ることにより、そのたんぱく質が元気に動き回ります。

実は、ヒートショックプロテインは抗酸化作用もありインスリンの感受性も高くすることができるので、食後の血糖値の上昇も抑えることからダイエット効果もかかわってくるのかもしれません。

ヒートショッププロテインは免疫にも関与しているので、風邪などの感染症にかかりにくくなるという研究がされたということも載せておきます

6,美肌効果が見込める

先ほどから述べているように血液の流れが良くなるため

皮膚の近くの血管の血液も流れが良くなり、熱を放散させるがおこります。

肌の新陳代謝(ターンオーバー)が起こって、皮膚表面の分泌物も正常化するため、保水力のある滑らかな状態を保てる

温めるだけならばお風呂に入ればいいではないかと言われるかもしれませんが、実は湯舟に入るよりも効果があります。

それは、顔も熱せられるからです。

湯舟に入っても身体だけですが、サウナに入ることによって顔も新陳代謝が起こり美肌になるということが考えられているようです。

5日目を終えて

ダイエットは楽しく、無理なくです

サウナは趣味に近い存在です。

楽しくサウナに入ることで、サウナによる6っのメリットを生かしてダイエットへの活力にしたいですね

さらに頭のいいサウナは日々の生活の質を上げてくれると信じることができました

サウナばんざーい!!

ちなみに、コロナが流行している中サウナに行くのはリスク以外のなにものでもありません。

しかし、私が大好きな日本のサウナを守るためにガイドラインがあります。

一読してからサウナに行くことをお勧めします。

日本サウナ学会|Japan Association of Sauna

↑コロナ対策をしている施設やガイドラインもあるので、興味がある人は見てください

あとがきとして・・・

今回調べて、言えることは薬剤師も人間です。

間違ったことを言う事はあるのです。

そんな時は、謝る理由があるときはしっかり謝った方がいいと思うのです。

「妻よ!当時の私はサウナがダイエット効果が全くないような言いっぷりをしてしまった」

「調べたら、いろいろといいことが解った」

「遅くなったが、サウナの効果を否定してしまって大変申し訳ありませんでした」ペコリ

反省を胸に抱きつつ、サウナのすばらしさを再認識した今なのです。

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